投資信託においてどの商品を選ぶかはすごく大事です。
優良な商品を選べば順調に資産を増やすことができますが、地雷の商品を手に取ってしまうと元本割れとなる可能性もあります。
今回は投資初心者向けに買ってはいけない投資信託5選についてお話ししたいと思います。
毎月分配型
毎月分配金がもらえることが魅力的かもしれませんが、そもそもその分配金は投資した人のお金から支払われます。
運用成績悪化時には元本を切り崩して分配金を出すケースもあり注意が必要です。
テーマ型
特定のテーマに絞った商品、例えば、「ロボット」、「電気自動車(EV)」、「人工知能(AI)」などのキーワードを含んだ商品です。
これから成長しそうな分野だから儲かりそうな気がするかもしれませんが手数料が高いです。
また、これらの商品は流行が終わってしまうと運用成績が下がりやすい傾向にあります。
定期預金とのセット型
投資信託と定期預金を同時に申し込むことで定期預金の金利がアップするというものです。
定期預金の金利がアップするのは魅力的ですが、実際に定期預金の金利がアップする期間はそれほど長くないです。
その上、セットとなっている投資信託の手数料が割高になっていることも多く、長期の運用には向きません。
投資と預金を混ぜて考えるのではなく、投資は投資、預金は預金で別々に考えましょう。
高利回りを強調する
利回りが高いのは魅力的ですが、パンフレットに記載されている利回りは過去のものであり今後同じ水準を維持できる保証はありません。
また、利回りが高いということはその分リスクも高いです。
一般的に投資信託の利回りは年4~7%程度と言われています。
それを大きく上回る利回りを強調している商品には気を付けましょう。
ファンドラップ
ファンドラップはあらかじめまとまった資金を口座に預け、金融機関が投資信託を選んで運用するサービスです。
投資信託を自分で選ぶ必要はなくなりますが手数料が高いです。
ほったらかし投資自体はお勧めですがこのほったらかしはお勧めできません。
私がお勧めするほったらかし投資は、「例えばeMAXIS Slimシリーズなどの手数料が安く、優良な商品の定期購入設定を行い、あとは評価額の上下に一喜一憂せず放置しましょう」というものです。
まとめ
投資初心者向けに買ってはいけない投資信託5選についてお話ししました。
ここに挙げたもの以外にも今後色々な商品が出てくると思います。
地雷を避け、優良な商品を購入し資産を増やしましょう。